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喘息で、知っておいてほしい事


「風邪をひくと、いつも咳が数週間続く」、「天気が悪くなると、咳が出る」、「しばしば、夜から明け方にかけて、咳がでる」、「胸がヒューヒュー鳴る」などの症状がある方は、気管支喘息の可能性があります。 

気管支喘息の頻度は、成人では6~10%、小児では10~14%といわれており、一流のスポーツ選手にも、たくさんいます。

そもそも喘息とは、気管支がむくんで狭くなる病気で、空気の通りが悪くなり、発作をおこします。

https://youtu.be/tiNJWlV4Yjs

喘息で、最も重要な治療薬は、発作を予防する吸入ステロイドで、その使用が拡がるに伴って、年間4000人以上いた喘息死亡者が半分以下に減りました。この薬は、大きな副作用がありません。ただ、これを開始して発作が減っても、気管支のむくみが完全に治っているわけではないので、しばらくは続けて吸入することが必要です。

また、妊娠したときも、発作をおこして、胎児が低酸素になることが危険ですので、この薬は続けて下さい。

いずれにしても、喘息はきちんと管理すれば、普通の生活ができる病気です。


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