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たばこ


 6/1に総合庁舎で、お話した内容。

 たばこが関係する3大疾患は、がん・COPD(肺気腫)・虚血性心疾患(狭心症と心筋梗塞)です。喉頭がんは30倍、肺がんは4.5倍に増えます。COPDは、歌丸師匠が身をもって啓蒙してくれていますが、有名人には、偉大な清志郎をはじめ、喫煙関連の病気になった人が多いのです。それから、脳卒中や胃潰瘍も糖尿病も高脂血症も頻度が増えます。イギリスの医師を追跡した研究では、喫煙者は10年早く亡くなる事がわかりました。ニコチンは、とても依存症になりやすい物質なのです。外国では、たばこの増税や恐ろしいパッケージで、喫煙者を減らしています。

 最近、オーストラリアでたばこが3000円になること、国内で毎年1万5千人が受動喫煙でなくなっていること、国民の70%以上が病気警告の絵表示に賛成していることが、連続してニュースで報道されました。日本の夜明けは、近い。


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